歯科衛生士に向いているタイプや性格を一挙紹介!
資格取得ができれば誰もが歯科衛生士として仕事することは可能ですが、他の職種同様、向き不向きもあります。自分が歯科衛生士に向いているようであれば天職となり得ますが、向いていなかった場合はある程度努力が必要となったり、ストレスを抱えてしまったりすることもあるかもしれません。
今回は、歯科衛生士に向いているタイプや性格について紹介致します。
人と直接関わることが好きな人
歯科医院には、子どもから大人までさまざまな人が来院します。
1日に対応する人の数も非常に多いため、人と関わることが好きな人の方が向いているでしょう。
また、歯科での仕事は定期通院や健診に伴って何度も同じ人と顔を合わせる機会がたくさんあります。短い時間でも相手とスムーズなコミュニケーションを図れるのであれば、更に仕事がやりやすくなります。
安定性を求める人
歯科衛生士は、手に職をもって安定した収入を得たい人に向いています。求人数の多さ、働ける場所の多さ、国家資格職であること、給料が高めであることなど、メリットが多い仕事です。
一方、起業や会社経営して多くの収入を得たい人や、フリーランスや個人事業主として好きなことを仕事にしていきたいという人には向かないかもしれません。
手先が器用な人
口腔内は非常に繊細でデリケートな場所です。小さい歯に細かい処置を施すにあたり、手先が器用な人や細かい作業が得意な人の方が向いています。
実習や研修があるとはいえ、じっとひとつのことに集中するのが苦手な人や細かい作業に苦手意識がある人は、仕事を続けるのがストレスになってしまうかもしれません。
立ち仕事が苦痛でない人
歯科医院での仕事は、基本的に立ち仕事です。予約状況、曜日、時間帯によってはほとんど椅子に座ることなく丸一日動いているということも考えられますので、ある程度の体力は必要です。
自分自身の健康管理や生活習慣にも気を配りながら、疲れを溜めすぎないよう工夫していきましょう。
清潔感があり身だしなみに気を使える人
医療職である以上、身だしなみの清潔感は非常に重要です。制服や靴のクリーニングは歯科医院が経費でやってくれる場合もありますが、自身の髪型、メイク、爪先、口臭などを定期的にチェックしておきましょう。
また、歯科医院内の汚れやポスターのズレなど、細かいところに気が付く人も歓迎されます。
コミュニケーション能力がある人
歯科衛生士がやり取りするのは、患者さまだけではありません。同じ歯科医院で働く医師、歯科衛生士、歯科助手、受付、取引先の業者や技術者など多岐に渡ります。
これらの人たちと円滑なコミュニケーションをとり、信頼し合える関係性を築くのが理想です。
勉強し続ける人
歯科技術は日進月歩の発展を見せており、今の知識はどんどん古くなってしまいます。最新の技術や器具について勉強する姿勢を忘れず、歯科衛生士という資格にとらわれることなく邁進し続ければ、どんどん高いスキルを身につけられます。
職場で信頼され尊敬される立場にもなると思いますので、昇進や昇給も期待できるでしょう。
人の立場になって物事を考えられる人
医療現場では、時に「医療として最善かどうか」だけではなく、患者さまの気持ちに寄り添ったり、相談したりしながら決める柔軟さも求められます。人の立場になって物事を考えながら会話できる素質を持っていれば、優しく親切で信頼の置ける人として認知してもらえるでしょう。
歯科衛生士に限ったことではありませんが、相手を思いやる気持ちをもって接することが大切です。
まとめ
歯科衛生士という仕事がもし自分には向いていなさそうだと悩んでいたとしても、上記のようなことに意識を向けるだけで少しずつでも変化が見えるかもしれません。
少しずつ地道な努力を重ねながら、患者さまだけでなく歯科医院内からも信頼される歯科衛生士を目指しましょう。