地域密着型クリニックの魅力|歯科衛生士こそが医院の顔!

地域密着型のクリニックは、緊急対応型歯科医院や大規模な総合病院にはない役割を持っています。クリニックならではの特徴をつかむことでやりがいを見出し、仕事へのスタンスが良い方向に伸びていくでしょう。

今回は、地域密着型クリニックならではの魅力や、そこで働く歯科衛生士の役割について解説します。

地域密着型クリニックの役割と魅力

では実際に、地域密着型クリニックに求められている役割や魅力について紹介します。

地域の健康を支える

地域密着型クリニックは、かかりつけ医となることで地域医療を支えます。「歯のことで困ったらまずあのクリニックへ行こう」と最初に思い出してもらえる存在であり、患者さまとの距離が近い状態で会話ができます。

全ての患者さまが総合病院や大学病院に駆けつけてしまい、その時に必要な患者さまにまで医療の手が行き届かなくなるかもしれないことを考えれば、地域住民と確かな関係性を築いておくことの大切さが分かります。

地域連携の拠点となる

専門外の患者さまを別のクリニックに紹介したり、逆に紹介を受けたりすることで、地域連携の拠点となります。クリニック同士が手を結ぶことで多くの住民に歯科医療の手が届きやすくなり、早期治療や予防の考えも広がりやすくなります。

1人の患者さまと向き合う時間が長い

ある程度診療予約のキャパシティーを絞り込むことで、1人の患者さまと向き合う時間を長く確保できます。丁寧なスケーリングや診療説明を重視するクリニックであれば、特にこの傾向が高まります。

より多くの患者さまを診る範囲で予約をたくさん取るクリニックもありますので、事前に来院患者数とスタッフ数のバランスをチェックしておきましょう。

地域密着型クリニックの歯科衛生士に求められる役割

次に、地域密着型クリニックで働く歯科衛生士にどんなことが求められているのかを解説します。この内容を意識して仕事に当たるだけでも、地域への貢献度が変わるでしょう。

親身な傾聴

患者さま1人1人になるべく時間をかけ、既往歴、生活習慣、不安事項などをなるべく多くヒアリングします。患者さまが「しっかり話を聞いてくれた」と感じることで信頼を築ければ、クリニック全体の評判も上がるでしょう。

丁寧な説明と治療

歯科治療のステップや方法は、全く知識のない人にとって時に複雑で分かりにくいと感じるものです。どんな治療をどれくらいの時間をかけてしていくのか、およそどれくらいの治療費用がかかるのか、保険診療の対象になるのかどうかなど、丁寧な説明を意識しましょう。

治療の意義を理解してもらえれば、途中で通院を止めてしまう患者さまを少なくできるうえ、必要な人に必要な治療が行き渡るようになります。

歯科衛生士としての醍醐味だととらえて、粘り強くやっていきましょう。

笑顔で明るい雰囲気

歯科衛生士は、医師以上に「クリニックの顔」になると言われています。笑顔で明るい雰囲気を作り出すことで、相談しやすく通いやすいクリニックだと思ってもらえるでしょう。歯医者が苦手な患者さまの緊張を和らげたり、スタッフ同士も笑顔になったり、いい連鎖も続きます。

マスクをしていて表情が分かりづらい職種だからこそ、笑顔を意識して対応するのがポイントです。

まとめ

地域密着型クリニックは、地域住民の健康を支え、親身で確実な治療をしながら予防意識の啓蒙ができる場です。そこに勤務する歯科衛生士が何をするべきか、どんな役割が求められているのかを学びながら仕事すれば、よりやりがいを感じられるでしょう。

患者さまとクリニックのみならず、クリニック内でのコミュニケーションも意識し、気持ちよい対応ができるよう心掛けましょう。