日本歯科医師会のHPをチェック!歯科衛生士の知識をアップデートしよう!

歯科衛生士として欠かせないのは、常に最新の業界ニュースを掴み、技術や知識のアップデートを図ろうとする姿勢です。時には日本歯科医師会のHPやニュースリリースをチェックしながら、自分のスキル向上を意識した動きを取っていきましょう。

今回は、日本歯科医師会の概要や、学べる内容について解説致します。

日本歯科医師会とは

公益社団法人日本歯科医師会とは、1903年に設立されて既に120年近い歴史を持つ職能団体です。日本歯科医師会、日本医師会、日本薬剤師会と合わせて「三師会」と呼ばれるほど名のある団体で、国民に対して歯科に関する予防や啓発事業をおこなっています。

また、歯科医師の権利を守るための社会的活動や歯科衛生士や歯科技工士など有資格職に対する啓蒙も行い、2020年8月末時点で会員数は64,772名に上りました。

日本歯科医師会のHPでできること

歯科衛生士が日本歯科医師会HPを確認することでできることを紹介します。基本的には歯科医師向けの情報が多くはありますが、歯科衛生士も知っておきたい内容が豊富に備わっていますので、月に1~2回程度は確認しておきましょう。

国民向けの啓発内容が分かる

日本歯科医師会が国民に対しどんな啓蒙をおこなっていきたいのか、方針を学べます。「いい歯の日」「歯と口の健康習慣」など、予防に向けて積極的に動きたい期間について知れますので、予防歯科に勤務する歯科衛生士は知っておいて損はありません。

また、80歳になっても自分の歯を20本残すことを目標とする「8020運動」や、口腔機能の低下や食の偏りなどによる歯の衰えを防ぐための「オーラルフレイル防止運動」についても詳しく分かります。

各種シンポジウムの案内が掲載されている

歯や口腔内に関する健康シンポジウムの開催要項が掲載されていますので、積極的に参加してみましょう。全国各地で行われているうえ、無料参加できるものもあります。

最近は新型コロナウイルスの流行に伴い、感染症とオーラルケアを関連させたような内容や、YouTubeなど動画配信サイト経由での開催も増えています。

自宅で気軽に参加できる環境が整いつつありますので、このチャンスを逃さず利用しましょう。

情報誌を閲覧できる

歯と口の健康について分かりやすく学ぶ「歯の健康」、虫歯予防やお口のトラブルについてイラスト付きで解説してくれる「朝昼晩」、オーラルケアにより健康寿命を延ばす方策を探る「HAPPY SMILE(歯っぴいスマイル)」など、各種歯科業界向け情報誌を無料で閲覧できます。

少し目を通すだけでも新鮮な気づきが得られるかと思います。

ポスターを利用できる

啓蒙ポスターを手軽に印刷できます。ラミネート加工して医院内の待合スペースなどに掲示しておけば、患者さまとの会話のきっかけになるかもしれません。

経営の舵取りや治療に忙しい院長のサポートをするためにも、積極的に利用していきましょう。

「みんなで安心マーク事業」の詳細が分かる

「みんなで安心マーク事業」とは、新型コロナウイルス感染など感染防止対策をしている歯科医院を分かりやすく示すための施策です。

感染症予防対策をしっかりおこなっていても患者さまに与える不安は大きく、本来必要な治療を先送りしたり、定期健診に来なくなってしまったりする人が増えていることを懸念して行われています。

日本歯科医師会が定めたガイドラインに従い予防対策を徹底している歯科医院であれば、審査を経てポスターやQRコードの掲示ができるようになります。安心できる歯科医院であることを内外に示すと共に、QRコードを読み取ることで歯科医院がやっている対策を分かりやすく伝えられますので、利用するメリットは大きいでしょう。

まとめ

知識をアップデートする場合、医師による指導、本による勉強、スタディグループへの参加など複数の方法が考えられますが、日本歯科医師会のHPをチェックするのも効果的でしょう。

日本歯科医師会=医師のものという先入観に囚われず、学び続ける姿勢を忘れないようにしましょう。