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育児、介護、持病…働く上でのウィークポイントは、面接でどう伝えるべき?

育児や高齢家族の介護を抱えていたり、長期に渡って配慮が必要な持病を持っていたりする場合、なるべく早い段階で職場に相談しておく必要があります。転職する場合は、面接の場であらかじめ話しておくのがベストでしょう。

今回は、働く上でのウィークポイントを転職面接の場でどう伝えるべきかについて解説いたします。

育児と両立したい場合

まずは、育児と仕事を両立したい場合の伝え方について確認していきましょう。

保育園や学校の終わり時間を話しておく

保育園や幼稚園のお迎え時間、学校や習い事が終わって子どもが帰宅する時間について伝えておくのが理想的です。「〇時までには退勤したい」と伝えておけば、万が一その職場で正社員としての働きが難しくてもパート・アルバイト枠でなら採用してもらえるなど可能性の幅が広がります。

子どもの体調不良時について相談する

小さい子どもは、大人よりも熱を出したり怪我をしたりしやすいものです。万が一子どもが体調を崩した時、病児保育やベビーシッターを使って出勤できるのか、祖父母やファミサポに依頼できるのか、欠勤して看病に当たる必要があるのか、大体の方向性をあらかじめ相談しておきましょう。

介護と両立したい場合

次に、介護と仕事を両立したい場合の伝え方について確認していきましょう。

協力してくれる人について話しておく

配偶者、親、兄弟姉妹、親戚など、介護に協力してくれる人がいるのであれば話しておきます。曜日や時間帯によって役割を分担しているようであれば、簡単にその内容を伝えておくのもよいでしょう。

どうしても自分しか担当できない部分があれば、その日のシフトを外してもらうなど配慮してもらえる確率が上がります。

介護サービスの利用状況を伝える

デイサービスを使っている、定期的に訪問介護を受けているなど、公的なものか民間のものかを問わず介護サービスをどう活用しているか具体的に話すのもおすすめです。

「自分1人で介護しているわけではない」と伝えることで、仕事と両立できるイメージを与えられます。

療養と両立したい場合

最後に、療養と仕事を両立したい場合の伝え方について確認していきましょう。

配慮してほしいポイントを伝える

病気に関して配慮してほしいポイントがあれば、あらかじめまとめた上で伝えます。入職後に改めて相談することもできますが、忙しい業務の合間を縫っての相談がしづらくなってしまったり、仕事のフローを考え直したりする必要が出てきてしまうため、最初に伝えるのがベストです。

「右耳が聞こえないためなるべく左側から話しかけてほしい」「一気に説明されると整理しきれず慌ててしまうため、指導のペースを相談させていただきながら働きたい」など、遠慮なく話しましょう。

通院のペースを話しておく

通院中であれば、定期的にお休みや早退をいただくことに対して理解が得られるよう話しましょう。特に、有休が付与されない入職半年間に通院の予定がある場合は自分から積極的に相談します。

前もって話してあれば、事前にシフトの調整も可能ですし、その分前後で挽回できるよう働きやすくなります。

まとめ

歯科衛生士としての仕事と、育児・介護・療養を両立させている人は多く、ウィークポイントがあるからといって転職や再就職を諦める必要はありません。しかし、面接時には何も言わず入職してから初めて相談するとなると、求めている働き方でできずハードルが上がってしまう可能性もありますので、なるべく早い段階で話しておくのが理想です。

自分にとって無理のない方法で働きつつ、職場にも最大限貢献できるよう、院長や先輩と相談しながらパフォーマンスを発揮していきましょう。