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転職先が決まったら、再就職手当を申請しよう!受給要件や申請方法を紹介します

無事に内定が出て転職活動を終えることができたら、新生活のスタートに向けて準備を整えます。入職後はどうしても職場に慣れることや新しい知識を学ぶことで手一杯になってしまうケースもありますが、実はハローワークから再就職手当がもらえる場合があることをご存知でしょうか。

今回は、再就職手当の受給要件や申請方法について解説します。

再就職手当とは

再就職手当とは、失業保険の受給期間中に新しい職場が決まったとき、失業保険の残り受給分に応じて受け取れる手当金のことです。

より早期の再就職を促進すると共に、新しい職場に入る際に何かと必要なものを揃えるための資金として援助する目的があります。

再就職手当の受給要件について

再就職手当は、条件に当てはまる人のみが受け取れる手当金です。まずは自分が受給要件を満たしているか、下記3つの条件を確認していきましょう。

失業手当を受給中であること

前の職場を退職してから失業保険の申請をおこない、実際に手当金を受給している人が対象です。

本来得るはずであった失業手当を繰り上げて再就職する場合、繰り上げ分のいくらかを受け取れる、という制度なので、退職後は忘れずに失業保険の申請をしておきましょう。

雇用保険の加入歴が1年以上あること

前職を辞める前までに、雇用保険の加入歴が1年以上ある人が対象です。

前職だけで1年間継続して加入している必要はなく、前々職での加入歴も合算できますので、加入歴が足りない場合はその分も計算してみましょう。ただし、前職退職日から遡れるのは2年間までですので、注意が必要です。

新しい職場で1年以上働く予定があること

内定が出た新しい職場で、1年以上働く予定がある人が対象です。

2ヶ月のみで雇い入れの満期を迎える短期の仕事や、1日限りの単発仕事は「再就職」として扱われませんので、正社員・パート・アルバイト問わず、雇用期間に着目して転職活動をしていく必要があります。

再就職手当の金額

再就職手当として受け取れる金額は、「前職の退職理由」「雇用保険の加入歴」「退職から6ヶ月以内に支払われた賃金額」によって変動します。失業1日当たり6,195円を上限としていますので、自分の日額を算出した上で計算してみましょう。

失業保険が受給できる日数が3分の2以上残されていた場合は、「残日数×70%×日額」、3分の1以上残されていた場合は「残日数×60%×日額」が申請できます。

再就職手当の申請方法

再就職手当を受け取るための申請は、入職前にやるべきことと、入職後にやるべきことの2つに分かれます。それぞれの必要書類を確認していきましょう。

入職前にやるべきこと

採用が確定したら、歯科医院から「採用証明書」を発行してもらいます。失業保険を受け取る際のパンフレット後半にテンプレートがありますが、インターネットやハローワーク窓口でも受け取れます。

その証明書に、失業保険認定時にもらった「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」を添えて、管轄のハローワークに提出しましょう。

これをおこなうことで、入職日前日までの失業手当分を確定できます。

入職後にやるべきこと

入職後に、歯科医院から「再就職手当支給申請書」を記入してもらいます。ハローワークにフォーマットがありますので、事業主記入欄に記入・捺印を依頼しましょう。他の本人記入欄は自分で記入のうえ、入職から1ヶ月以内にハローワークに提出します。

その後審査を経て約3週間~1ヶ月程度で希望の講座宛に入金されますので、余裕を持って完了しましょう。

まとめ

失業手当は求職中の生活を支える力強い存在である一方、満期ギリギリまで受給しようとするあまり期間内に転職先が見つからず、資金的に困窮してしまうことも考えられます。早めに転職先を見つければ再就職手当としていただける額も大きくなりますので、まずは無料のタイプ別診断でマッチング度の高い歯科医院を見つけ、気になる歯科医院には面接を申し込んでみましょう。