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職場を乱す歯科衛生士…!あなたはこうなっていませんか?

歯科医院で働く人たちに求められるのは、歯科に関する技術はもちろん、コミュニケーション力や清潔さ、仲間に迷惑をかけない勤怠管理などさまざまです。

今回は、職場を乱す歯科衛生士について考え、自分について振り返る機会にしてみましょう。

仕事に対する姿勢が好ましくない歯科衛生士

最も気を付けなければならないのは、仕事に対する姿勢が好ましくないことです。医師によるスムーズな診療を妨げ、場合によっては患者さまに不利益が出る可能性もあります。特に下記のような態度、行動になっていないかを確認してみてください。

向上心を忘れている

自ら新しい技術を学ぼうとしたり医師から教わろうとする姿勢がなく、向上心がないままに仕事をしている歯科衛生士です。「最低限の給料を貰えればいい」という姿勢はどうしても態度に透けて見えてしまいます。教育者担当として、後輩や歯科助手など若手の育成や教育に良い影響にはなりませんし、チームの雰囲気も壊してしまうでしょう。

向上心を持ってスキルアップや自己啓発に励むことも大切です。

責任感がなく、責任を押し付けている

万が一ミスが起きてしまった場合でも素直な姿勢を見せず、他のスタッフに責任を押し付けたり患者さまのせいにしたりするのも良くありません。たとえ自分なりの言い分がある場合でも、まずは謙虚に指摘を聞く姿勢が必要です。

責任感を持つと言っても「自分はダメな歯科衛生士だ」とまで思い詰めすぎる必要はありませんが、良くなかった点をしっかり反省し、トライ&エラーを繰り返す姿勢が大切かと思います。

ミスの報告を後回しにする

ミスや誤りに気付いても医師に報告せず、そのまま放置してしまうのも良くはありません。自分の責任ではないと現実逃避したり、リカバリーのための仕事を任せられるのを嫌がるなど、見て見ぬふりをしてはいけません。

言いにくいこと程早めに報告することで問題を解決する姿勢は伝わり信用度は上がっていきます。例え怒られようとも真摯に受け止める気持ちを持ち続けましょう。

コミュニケーションに難がある歯科衛生士

コミュニケーションが上手く取れない歯科衛生士は、チームワークや連携を取るのが難しくなります。ちょっとした伝達ミスや対応漏れが大きな医療ミスに繋がってしまう可能性があります。

「報連相(ほうれんそう)」ができない

報告・連絡・相談ができず、1人で仕事を進めてしまうタイプです。歯科医院内で孤立しやすく、大事な仕事を任せてもらえなくなってしまうかもしれません。

これを怠っているとせっかく歯科衛生士としての資格を持っているのに、その資格を活かせない仕事しかやらせてもらえなかったり、昇進や昇給が遠のいたりする可能性もあるでしょう。

患者さまに対する説明が不十分

自分では「十分丁寧に説明した」と思っていても、患者さまにとっては「分かりにくい説明だった」と感じていることは往々にして発生します。少しでも伝わっていないような雰囲気であれば、言い方を変えるなど根気よく親身に説明し続けましょう。

相互コミュニケーションを取りながらどれくらい理解してもらえたか確認したり、時にはリーフレットや資料を使うなど、患者さまにとってベストな方法を探っていきましょう。

笑顔や清潔さがない

歯科衛生士は、歯科医院の顔と言われるくらい重要な存在です。患者さまの誘導や受付の際に笑顔がなかったり、髪型やメイクに清潔感がなかったりする場合、歯科医院全体の評判を落としてしまうかもしれません。

マスクやゴーグルで表情が隠れてしまいますが、笑顔は伝わります。また、グローブで隠れるからと油断せず手指のケアも忘れないようにしましょう。

まとめ

信頼される歯科衛生士=技術力の高い歯科衛生士、とは限りません。職場のメンバーと円滑なコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことで、歯科医院としてのパフォーマンス向上や雰囲気の改善に繋がります。自分自身を見つめ直しながら行動をチェックしていきましょう。