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日本歯科衛生士会って何をしているの?活動内容を理解し、自分に還元しよう。

歯科衛生士のスキル向上や知識のアップデートに特化した活動をおこなっているのが、日本歯科衛生士会です。

認定歯科衛生士の資格取得を目指す人が活用することが多く、研究会や学会の情報を手に入れる際にも便利です。

今回は、日本歯科衛生士会の概要や、学べる内容について解説致します。

日本歯科衛生士会とは

日本歯科衛生士会は、1951年(昭和26年)に設立され、60年の歴史を持つ団体です。

都道府県歯科衛生士会と連携し、歯科衛生士の資質向上や学術研究の振興、歯科衛生の普及啓発、国民の健康と福祉の増進に寄与することを目的としています。

日本歯科衛生士会がおこなっている事業

では実際にはどんな事業や取り組みがされているのでしょうか。

歯科衛生士の資質向上のための事業

認定歯科衛生士資格を得るための講義やセミナーの実施、歯科衛生推進フォーラムの開催など、スキルアップや学びの場を提供する活動をしています。

また、歯科衛生士の就業状況や業務に関する意識調査もしており、HPにはさまざまな統計資料が掲載されています。

歯科衛生の学術研究に関する事業

日本歯科衛生士会が主催する学術大会の運営や、会誌の八呼応、研究助成などをおこないます。

治療スキルや現場で使える知識の普及のみならず、学問の1つとして歯科衛生を考えられます。

国民の健康と福祉の増進に関する事業

歯科衛生だよりの発行や配布、歯科衛生士を目指す人に向けた学生だよりの発行、Webサイトを活用した衛生情報の発信をしています。

歯科衛生士という仕事に対して理解を深めてもらうと共に、歯科衛生士の魅力や活動をPRし、後進の育成やデンタルIQ向上を意識しています。

〇地域の歯科衛生活動に対する支援

大規模災害が発生した際の支援活動や、地域に根差した歯科衛生活動を、都道府県歯科衛生士会と連携しながらおこなっています。

日本歯科衛生士会の会員になるには

日本歯科衛生士会の会員になるメリットや、入会の方法について解説します。

会員になるメリット

会員になることにより、研究会や日本歯科衛生士学会学術大会、歯科衛生国際シンポジウムに参加できます。

機関紙、雑誌、歯科衛生士手帳の配布(交付)や、シンポジウム概要書類、研修会情報、各種統計資料のダウンロードもできるようになりますので、活用しましょう。

認定歯科衛生士を目指す場合は、自分がどの研修に参加したか、どのくらい単位を取得できているかも一覧で確認できます。

また、災害や怪我・病気に伴い入院が必要になった際は、見舞金が支給されます。

就業中のみならず、日常生活を送る上で発生した事故に対して保険金の請求もできますので、覚えておきましょう。

会員になる方法

日本歯科衛生士会のHPより、申し込みができます。

必要書類が自宅に送付されてきますので、会費と入会金を支払った上で提出しましょう。手続きが完了し次第、会員証が届きます。

入会金は2,000円、年度会費は7,000円です。

年度会費は、何月に入会しても翌4月1日から翌々年3月31日までの1年間分の前納制です。

また、所属の都道府県ごとに都道府県会費が発生しますので、詳しくは各都道府県の歯科衛生士会の㏋から情報収集しましょう。

まとめ

日本歯科衛生士会は、歯科衛生士として仕事をする上で必要なスキルを磨いたり、認定歯科衛生士となり活動の場を広げたりする目的で加入する人が多く、さまざまな活用方法があります。

会員になる場合は、自分がどんな活躍をしたいのか、どんなキャリアを積み上げたいのか意識してから門を叩くことで、効率よく学びを深められます。