歯科衛生士の離職理由|特に多い困り事を紹介します

歯科衛生士として勤務している人が他の職場を探そうかと思うきっかけは、どこにあるのでしょうか。他の仕事でも共通する悩みもあれば、歯科衛生士ならではの困り事もあるようです。

今回は、歯科衛生士の離職理由として特に多いものをいくつかピックアップしてご紹介します。

離職理由NO.1「人間関係」

特に多いのは、人間関係に頭を抱えての転職です。

女性が多い職場ということもあり、ちょっとした嫌味を言われたり、好き嫌いを態度に出されてしまったりすることもあるようです。

行き過ぎたケースの場合、いじめ、無視、パワハラ、セクハラなどに発展するケースもありますので、体調やメンタルに変化が出るくらい悩む場合、自分にあった働き方ができるように環境を見直してみましょう。

離職理由NO.2「仕事内容への不満」

歯科衛生士としての理想を抱いて入職したものの、理想と現実のギャップで悩む人は少なくありません。

幅広く仕事をしたいのに特定の単純作業しか任されなかったり、反対に歯科衛生士としての職域を超えて過度な仕事を依頼されたりする場合、自分が理想とする働き方ができない可能性も高まります。

自分がどんな仕事がしたいのか、どんなスキルを患者さまに還元していきたいのかを考え直してみると、仕事に対する意識も変わっていきそうです。

離職理由NO.3「院長と考えが合わない」

院長の指示に納得できない場合や不都合を感じてしまう場合、働きにくさを覚えてしまうかもしれません。まずは院長の指示を理解し、納得しながら仕事を進められるよう、コミュニケーションの時間を取ってもらえないか相談してみましょう。

しかし、医師と歯科衛生士では同じものを見ていても判断が違ったり、クリニックの経営や方針など自分には分からない観点から必要な仕事を依頼されたりするものです。基本的には業務上の指示には従うべきと心得て、全て説明されずともなるべく読み取るよう意識していくことも大切です。

患者の前で怒鳴るように指示を出す、相談や依頼を一切聞いてくれない、人格否定を伴うようなパワハラ、お気に入りのスタッフとそうでないスタッフというように個人への対応に差があるなど、コミュニケーションに難が出るようであれば転職を検討していいかもしれません。

転職理由NO.4「給料や福利厚生に不満がある」

小さな個人経営クリニックの場合、待遇や福利厚生にはクリニックごとのカラーが色濃く出てきます。

何年も勤めているのに給料が少しも上がらない、人事評価の制度が不透明、有給取得が悪という雰囲気があるなどの困り事も生じる場合があるでしょう。

他のクリニックの求人をチェックして、給料の相場や福利厚生の制度を比較してみると、今の待遇が妥当なものなのかどうか分かりるでしょう。

離職理由NO.5「歯科衛生士として先が見えない」

ずっと歯科衛生士として同じ仕事をすることに対し不安を感じ、スキルアップのために転職する人もいます。

自分のクリニックが新しい技術やノウハウを学ぶには適していない、歯科衛生士に任せられる仕事の範疇が少ないという場合、勤続年数が長くなれば長くなるほど先行きが見通せなくなり不安になる場合があります。

複数のクリニックを経営している大きな医療法人に勤め、新人教育やクリニックの運営に踏み込めれば、自分が活躍する場を増やすこともできるでしょう。おのずと給料や賞与も上がっていく可能性がありますので、「攻めの転職」をするのも1つの手段です。

まとめ

医療職は、それ以外の業種と比較して特に同じ職場で働く人とのコミュニケーションが重要だと言われています。ミスが許されない仕事だからこそ、円滑でスムーズなコミュニケーションができる職場である方がよいでしょう。

また、資格を取った意味があるのかと悩んでしまう程低い給料や待遇で働いている場合、転職によるキャリアアップを目指してもいいかもしれません。

自分が納得でき、長く勤務できる職場を探せるよう、求人情報をチェックしてみましょう。